「がおちゃんメイちゃん」は初演から11年め

寒い日と暖かい日が、入れ替わり交代を話し合ってます。

寒いといえば雪。暖かいといえば汗ばむほど・・・・

ものごとには中間というものがある。

「白黒だけじゃなく違う色もあるんだよ」

とは宇佐美さんの言葉。

日本の昔話が極端に悪者をやっつける場合の悪者は支配者の代理、

納税に苦しむ農民の怒りという背景があるとしたら納得がいく。

長く語られるには、込められた民衆の意思がある。

隠された意味を読み解く鍵のことばが抜け落ちても

たくさん同じ題名の話を読むとわかることがある。 

 

 

今年から全国広告に踏み切ったがおちゃんめいちゃん

はじめは意志の何もないストーリーだった「がおちゃんメイちゃん」を見た宇佐美さん「楽しいだけではだめです」とひとこと

2003年まで父が入院していた病院の、関連医療機関職員だった 

音楽好きなひらちゃん(病院から帰るときよくジャンベが聞こえてきた)を

音楽だけでいいからと言い、そのうち共演者にした作品。

初演から10年を超え13年になりました。

ひらちゃんは3年ほどで寿退団し 劇団も引っ越したりして1人劇団になり

背景も洞窟も木々も人形も改良を重ね最初の作品とは別物になりました。

3歳からの皆さんにお届けします。