今までの蹴込みを よりシンプルにかつ布のサイズに合わせるのではなく必要なサイズに仕切りなおす作業中。2000年に購入した生地の価格を、領収書から調べてみた。
140センチ幅の濃紺・・・4万円!!とある。
沼津市 原の増田衣料いわく「イタリア製です。一巻きなら安くします」
この頃、娘に「母さんのお金の使い方は変だ」と言われたのはもっともである。
今では金額の大きい買い物にはへっぴり腰になるというのに、
このときの自分にびっくりである(他に購入先を知らなかったこともある)
この生地で
大黒幕 幅約4メートル×丈2.4メートル
袖幕 幅1.4メートル×1・8m 1組
袖幕 幅1.2メートル×1・8m 2組
いろいろな蹴込み数組・・・・を制作し使い果たしました。
そして今、新作にこんな金額は無理だがきれいな蹴込みにしたいと思ってる。
高さ90センチで複雑に分割されたものを、高さ1m×5mにする
構造金具は三島市の大原制作所さんに加工を依頼
T字をL字にして さらに足つき 大黒幕用鉄足のサイズを縮小
早くて美しく正確な出来上がり。感謝
作品も仕切りなおし 昨年のいいだは「がおちゃんめいちゃん・ほか」
(この「ほか」と書かれた作品は没。)
昨年はいいだ公演の翌日、喜多方で急遽予備に持参した「やぎの3兄弟」を上演。
現在「ヤギ・・・・」を作り直してます。今年のくくりは草食動物フエアーになります。
作品の形を、かなり直すので7月の磐田人形劇フエステイバルが初演です。
ところで、
小さい頃 母の実家では庭でヤギを飼っていた。
農家だったので
納屋で 干草をエサにするため押し切りを使って切断したりした
白いおとなしいヤギは シロツメクサやピンク色の同じような草が好物だった。
ヤギの乳は草のにおいがした。ヤギの名前は覚えていない
思い出すことの少ない出来事はだんだんかすんでいくなあ