隠れ遣い

 足腰が弱まると出遣いの方が楽です。
 でも、出遣いは遣い手の動きが丸見えなので 自身の演出も必要です。
 二人以上の劇団なら、一人が視線を集める事でもう一人は裏方が出来る
 あるいは、裏方が手元を助けられる。
 (道具を出したり片付けたり、ここぞと遣い手に参加したり)
 しかし、
 情熱不足か、この歳で未成熟な人格のためか人形劇じゅごんは一人で全員

 自然の成り行きで  枯れて行くエネルギーを、使い倒して  哀れにならぬよう
 これからはゆったりと演じ   熟成と勘違いさせる組み立てにしたい。
 
 と
 考えていても  進まない…一人の出遣いには周到な準備が要る
 隠れ遣いに限界がきたら 又    悩むとする
 「がたんごとんがたんごとん」「6時だよ」 を軽く稽古して、
    作品を「おこん」に組み直したら太ももがヒーコラ